マナー研修では名刺交換やお茶の出し方等、普段自分達がやっている事を改めて指導して頂きました。マナー研修の中で「おもてなし」についての講義があり、ディズニーに代表されるように、お金をかけなくても感動を与えられる工夫があることをご紹介したいと思います。
こちらは、講師の先生から頂いた手書きの絵葉書、千利休の「利休七則」です。千利休が「一期一会」の場を作る為に、7つの心遣いとして奨めたのがこの「利休七則」だそうです。この七つの言葉の意味は・・・
①『茶は服のよきように点て』(お茶を飲む人に丁度良い加減で)
→相手の立場を考えて行動する
②『炭は湯の沸くように置き』(よく火が起きて長持ちする炭の置き方が求められる)
→いろいろな場面に対応できるようにしっかりとした準備が大事
③『花は野にあるように』(その花が咲いていた状態を感じさせるように生ける)
→本質を知り簡潔に表現する
④『夏は涼しく冬は暖かに』
→相手が過ごし易いように、思いやりを工夫して万事を遇する心がけが必要
⑤『刻限は早めに』(早めの時間感覚を持て)
→時間に余裕を持てば心も余裕ができ、焦りを防止してくれて平常心でゆとりをもって人と接することが出来る
⑥『降らずとも傘の用意』
→あらゆる場面に不測の事態が起きても慌てないように万全の準備をしておく
⑦『相客に心せよ』(その場にいるお互いが相手の事を尊重し合い心を配りあう事)
→個への気配りだけでなく全体を見渡した配慮をする
かなり要約してしまいましたがそれぞれが奥の深い言葉ですよね。七則を読み返してみたら、感覚的に意識していたことや全くできていなかったことがありました。仕事に限らず日常生活にも意識していければと思っています。皆さんも『利休七則』、1つからでも一緒に取り組んでみませんか?
このコラムは弊社、医療・福祉事業者向け広報誌に掲載されているものから、福祉用具をご利用している、これから利用される方々にお役立ち出来そうな内容を抜粋したものです。今後もお役立ち出来そうな情報を不定期で掲載していく予定です。
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