10月11日に、「H.C.R.(国際福祉機器展)」に参加してきました。
会場では560社を超える企業が様々な福祉用具を展示しています。
例えば特殊寝台は、利用者様の寝心地の良さは勿論、介護者の負担が少なくなる様なものが多く出ていました。
利用者様が、ベッドに寝た状態での空気の漏れる量により体重を測定できるものや、
寝返りをベッドのリモコン操作で自動に行ってくれるもの、
ベッドに寝たまま車椅子になるタイプのものなど、様々な種類の商品がありました。
また、通常は一般的な手すりとして使用し、パーキンソン病で手足が不自由な方が利用される際は、
設置の仕方を変えることで、手をついて体を預けながら移動が可能になる板状の手すりもありました。
これなら住宅改修をしなくても簡単に使うことができると思いました。
その他にも、自動で車椅子の積み降ろしが可能になる福祉車両や、
これからの時期に使える防寒タイプの厚手のレインコートなどが展示されていました。
初めて見る商品がたくさんあり、また種類も豊富で、福祉用具に対する知識の幅が広がりました。
老老介護が増える中、ご利用者様だけでなく、ご家族様にとってもより良い福祉用具を選定できるよう、これから頑張っていきたいです。
(平野)
車椅子の空気がすぐ抜けてしまう、対策は?【福祉用具マメ知識 第6回】車いすタイヤの空気漏れ
車椅子を楽に持ち上げるには?【福祉用具マメ知識 第1回】車椅子の持ち上げ方
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このコラムは弊社、医療・福祉事業者向け広報誌に掲載されているものから、福祉用具をご利用している、これから利用される方々にお役立ち出来そうな内容を抜粋したものです。今後もお役立ち出来そうな情報を不定期で掲載していく予定です。
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