寒い日が続いています。
冬季は当社の工場もクリーニング量が多くなる時期です。
定期クリーニングの他に、この時期は感染症発生による臨時クリーニングが激増します。
感染症が発生した場合、その部屋のカーテン全てを洗浄する施設様が多いです。
飛沫、接触による汚染がされているケースが多いので、窓カーテン・間仕切カーテンを全て取外し、ビニール袋に詰めた状態で洗浄に回されます。
取外し時の手袋・ガウン着用も必須となりますので、細心の注意を払って下さい。
まずは殺菌・消毒処理
感染が発生した時は、洗う前に慎重に殺菌・消毒の処理を行う必要があります。
当社では、次亜塩素酸ナトリウムに漬け込みを行います。
次亜塩素酸ナトリウムが、今のところ当社では全てのウイルスに実際の効果を発揮している強力な薬品となります。
漬け込みの時間は約30分間。漬け込みを行う機械は他の洗濯物とは分けることもポイントの一つです。
この工程が終了して初めて、洗濯の処理を行うことが出来ます。
熱処理も効果的
殺菌には熱処理も一定の効果を発揮すると言われています。
乾燥機でも高温で処理出来ますし、当社では上記のような高温プレス機で160度の熱処理を行うことで、最後の水際対策としています。
感染症が発生した際は、発生した部屋のあらゆるものを消毒処理する必要があります。
カーテンはほんの一部ですが、当社が30年に渡り培ってきた方法をご紹介させて頂きました。
皆様の施設の感染対策の参考にして頂ければ幸いです。