我々はカーテン生地を仕入れ、加工してお届けしますが、その原点とも言える「生地」を、糸から作っている工場を見聞し、真の価値を肌で感じ、伝えていくことが出来ればと思っております。
今回は、前回に引き続き、工場見学した営業メンバーが工場での見聞をレポートします。
カーテン生地を作る工程は「編み立て」「染色」「仕上げ」とあります。今回は「染色」についてです。
キングラン東海の坂田です。
染色加工する工程は、準備~検査まで、何工程にも分かれます。私は中でも「染色」の工程をレポートいたします。
まず写真にある機器に生地を投入します。
1機あたり1度に約5反(200~250m)の生地を染色できます。
また1度染めるのに必要な染料は約3.2tとのこと。
よって、水が豊富な地域でなければ染色は難しいようです。
それらを全て投入したら、約3時間掛けて染色を行います。
その際に生地は、常に全長約15mの機器の中を一定方向にローリングし、色ムラにならぬよう動き続けます。
そして約3時間たつと、写真のように染色の仕上がった生地が投入口から出てきます。
生地が取り出される際、床一面水浸しとなります。
これにより、使用されている水(染料)の量がかなりの量だったと実感できます。
今回の見学で、かなりの手間と労力、時間によって、我々がご提案するカーテンが出来上がることが分かりました。
また、群馬の豊かな水脈があるお陰で、より安定した品質のカーテンが生まれているということを実感しました。
今回、見て学んだことを、少しでもお客様にお役立て出来るよう、常に精進して参りたいと思います。
(坂田)