洗濯において重要な役割があることをご紹介しました。
以前のブログは第88話「洗濯用洗剤の役割」をご覧ください。
今回は洗浄において重要な5つの要素をご紹介します。
カーテンのクリーニングにおいて、以下の5つの要素を考慮し、
それぞれに応じた洗浄工程を選ばなければなりません。
科学力…洗剤の区別と量のバランスが重要。
物理力…洗濯負荷量と水位のバランスが重要。
温度…汚れ、洗剤にあった適正な温度を選ぶ。
時間…汚れ、洗剤にあった適正な時間を選ぶ。
水…洗浄、すすぎにあった水で洗濯する。
水に溶けない汚れ(油)を落とさなければならないランドリーにおいて、
物理力は重要な役割を担っています。
その度合いは、時には洗剤などの科学力より大きくなる場合があるそうです。
【物理力に関するファクター】
洗濯負荷量…詰め過ぎはもちろん、少量すぎもNGです。洗濯機容量の約80%が理想。
洗濯浴水量…予洗は高~中水位、本洗は低~中水位、すすぎは高水位、加工は低~中水位。
回転数…洗濯負荷量と水量のバランスが重要。洗濯物の落下角度は約60°が理想。
洗濯時間…叩き効果が十分に伝わる時間が必要。
洗剤使用料…泡が多すぎると叩き効果が半減する。
これら全てをバランス良く設定する事で、洗浄力が大幅に向上するそうです。
当社工場でも業者さんと相談し、それぞれのカーテンに対しプログラムを組んでいます。
洗浄の5大要素、物理力を考えた上で、
カーテンにとって一番良い洗い方を目指していきたいと思っております。
◆◇◆
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