今回は、遮光カーテンのご紹介です。



遮光カーテンは、文字通り「光を遮る」事を目的としたカーテンです。
しかし、遮光に関する誤解が多く、カーテン選びに失敗する方がいます。
本日はよくある3つの誤解をご紹介致します。

①遮光1級は完全遮光ではない

遮光には「等級」があり、1~3の等級に分かれています。
それぞれ「遮光率の度合い」で1級が最も遮光率が高くなっています。
ですが、1級といっても、「完全」な遮光ではなく、若干光を通します。
そのため、眼科等で使用する場合は、「裏付」といって、遮光生地を二重で使用して遮光率を最大限にします。

②漏れが発生してしまう

遮光カーテンで、窓を完全に遮ろうと思う方がいます。
しかし、カーテンには「ひだ」という裾部分の「波」があり、そこから光が漏れやすくなっています。
窓からの光を完全に防ぐには、窓用フィルムの使用や特殊な工事の方が良いケースがあります。

③遮光3級の中にはほぼ遮光性の無い物も

「遮光3級」という等級は、「遮光率99.4%以上99.8%未満の遮光性能を有する生地。人の表情は分かるが、事務作業には暗いレベル。」と定義されています。
しかし、実際に付けてみると、通常の窓用カーテンとほぼ変わらない印象になる場合もあります。
「遮光」に関する情報はネットでも手に入りますが、実際の運用で失敗してしまうケースも多々あります。
専門家への確認や、生地サンプルの事前入手をお勧めします。