在宅での福祉用具レンタルをさせて頂いている中で、動線上にある敷居、上り框の段差が歩行時による躓(つまず)きや歩行器、車いすでの移動を妨げる事が多々あります。今回は、そんな段差に設置するスロープについてご紹介させて頂きます。
住宅によって敷居の段差の高さは様々です。在宅では介護保険を利用して住宅改修でスロープを設置する事もありますが、申請等に時間がかかります。すぐに利用されたい時には次の様な商品を提案させて頂いております。
【屋内用】
【ダイヤスロープ】
硬質ゴムでできており耐久性があります。また、1cmから10cmまで5mm刻みでの高さに対応できます。
【屋外用】
【ダンスロープライト】
主たる材料はカーボンファイバー製で強度もあり軽量です。85cmから285cmまで40cm刻みで6サイズあります。耐質量は300kgです。
設置するスロープの長さを決める目安は下記の通りです。
・車椅子で自走できる傾斜
段差の高さ×12倍(スロープの長さ)
・介助して車椅子を走行する場合
段差の高さ×6倍(スロープの長さ)
※安全に使用できるか確認をして無理な使用はしない様にして下さい。
このコラムは弊社、医療・福祉事業者向け広報誌に掲載されているものから、福祉用具をご利用している、これから利用される方々にお役立ち出来そうな内容を抜粋したものです。今後もお役立ち出来そうな情報を不定期で掲載していく予定です。
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