昨年2016年秋、東京ビッグサイトで開催されてたアジア最大規模の福祉用具機器展、通称HCRに行ってきました。私は初めての参加だったのですが、想像していたよりも大きく、人の波にも驚いてしまいました。今回はその時のレポートを投稿させて頂きます。
出展している企業も国内からはもちろん、海外のメーカーも参入しており、展示されているものがどれも興味を惹かれるものだったので、目当ての企業や商品に絞らなければ一日では回りきれない、と感じるほどでした。
展示ですが、電動モーターや電子機器による製品の自動化や、ネットワークを用いた情報を管理・共有するシステムが主だったように感じられました。例えば歩行車では、坂道の角度に合わせて負荷が変化するブレーキや、段差では電動モーターによるアシストが内蔵されているものがあり、エアマットレスでは利用者のマットレスに対する圧をリアルタイムでモニタリングし、全面タッチパネル式による管理ができるものや、真ん中から縦に分離してそのまま車いすとして利用できるベッド等々、まるでSFのような未来が現実になるかもしれない、という可能性を実物として見る事ができ、とても勉強になりました。
また、今回の試食ブースにおいて、初めて介護食を食べるという経験をしました。今まで商品として取り扱っていても包装されていない実物を見たり、実際に食べたりするという経験が無く、味や食感の想像ができなかったため新鮮でした。普段私たちが食べているものと同じものを、味はそのままに歯ぐきや舌で押しつぶせるように加工されている上に、見た目もそっくりに作られているなど、食事を楽しめるようにという工夫が詰め込まれていました。
またその際、メーカー様からとろみ剤の試供品を頂きましたので、私が実際に食べてみた時に感じたことなどのレポートをお届けできればと思います。
このコラムは弊社、医療・福祉事業者向け広報誌に掲載されているものから、福祉用具をご利用している、これから利用される方々にお役立ち出来そうな内容を抜粋したものです。今後もお役立ち出来そうな情報を不定期で掲載していく予定です。
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