福祉用具のレンタルで関わっている80代後半の男性のご利用者様のお話です。
昨年夏頃、脳梗塞の後遺症で歩行困難な状態で自宅に帰る事になり、自宅での環境整備をさせて頂きました。
入院生活による筋力低下と、左半身に麻痺が残っている為、移動手段は車いすです。
年齢的なこともあり大抵の方はこれ以上悪くならない様に、と現状維持を望まれます。
しかし、この方は違いました。
歩ける様にと、退院後もデイケア利用日以外にも自主トレをされていました。
半年経った現在は、簡易的な歩行器で移動する事ができるようになりました。
先日に訪問した際に脚を触らせてもらったら、筋肉ムキムキでした。
現在は四点杖で移動できるようにリハビリの先生に付いてもらいながら練習されています。
私の方にも、「こういう用具を使える様になりたい」と積極的に相談をしてくれて、半年の間に何度も用具の見直し・変更を行いました。
状況を言い訳にしない前向きな考え方と、大変な努力を懸命に継続されている姿勢に、会う度に勇気をもらっています。
(中村)
このコラムは弊社、医療・福祉事業者向け広報誌に掲載されているものから、福祉用具をご利用している、これから利用される方々にお役立ち出来そうな内容を抜粋したものです。今後もお役立ち出来そうな情報を不定期で掲載していく予定です。
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