感謝の気持ちを持って
福祉用具のレンタル部門では、冬場は引上げが多くなります。引上げを以って契約の終了となるのですが、最後にご家族様にご挨拶をする時に、「ありがとう」や「使わせてくれて助かったよ」等のありがたいお言葉をよく頂きます。
こちらも使って頂いた事への感謝の気持ちを伝えるのですが、最近ふと、ご家族様には感謝の気持ちを伝える事は出来ても、ご利用者様には伝える事が出来ずに終わってしまう事も多いなと感じました。ご利用者様がご自宅になかなか戻れなくなって、そのまま用具を引上げて契約終了となってしまう事が多いからです。引上げ時にはご利用者様へ気持ちをお伝えする事が出来ないことがあるからこそ、普段の訪問時にはご利用者様へ感謝の気持ちを持って接していこうと思います。
在宅における高齢者の暖房について
冬場は朝晩が寒くなるので、ケアマネジャー様やご利用者様から、部屋の暖房についての相談をよく受けます。
①日中一人で過ごすが、部屋が寒いので安全な暖房を使いたい
②ボタン操作、火傷の心配がある
③脱衣室への暖房を設置したい 等。
①～③共通でお勧めなのは遠赤外線式のパネルヒーターです。赤外線なので、③の様な場所で濡れた体でも体の芯から温める事ができます。また、キーロック機能やタイマー機能も付いており、誤作動の心配や切り忘れ等にも有効です。吹き出し口の温度も50℃程のものが多く、触ってしまっても火傷の心配はありません。電気代も他の電気式の暖房と比べても高くはつきません。
部屋全体を暖めるものもありますが、基本はスポットヒーターですので、部屋全体がぽかぽかと暖かくなるというものではないです。僕も小さな子供がいますので、自宅の居間と脱衣所には設置しています。オシャレなデザインのものも多いので、インテリアにもなりますよ。
このコラムは弊社、医療・福祉事業者向け広報誌に掲載されているものから、福祉用具をご利用している、これから利用される方々にお役立ち出来そうな内容を抜粋したものです。今後もお役立ち出来そうな情報を不定期で掲載していく予定です。
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