背抜きのタイミング
今回は「背抜き」についてお伝えします。「背抜き」は、皮膚のツッパリ感を取り除く介助で、ベッドに寝ている方の体を動かした後に行います。また、車いすに座った時も「背抜き」が必要です。背抜きのタイミングは、
・電動ベッドで背上げした直後
・電動ベッドで背下げした直後
・ベッド上で身体の位置をずらした直後
・体位変換をした直後
・ポジショニングを行った直後
・車いすからベッドへ移乗した直後
・車いすに移った直後
・電動ベッドで背下げした直後
・ベッド上で身体の位置をずらした直後
・体位変換をした直後
・ポジショニングを行った直後
・車いすからベッドへ移乗した直後
・車いすに移った直後
このような時に時間を置かずにすぐ行います。
介護度が重度の方は、自分で思う様に体を動かせなかったり言葉で訴えられなかったりします。また、痛みを感じなくなってらっしゃる方もいます。そのままですと床ずれになってしまいます。
身体が接する部分に圧やずれが加わる訳ですから「背中」だけでなく「お尻、かかと」などにかかる圧やずれも解消する必要があります。実際、僕も電動ベッドで一切動かずに背上げしてもらいましたが角度が45°を超えた辺りからマットレスと接している部位にねじれや圧がかかってかなり苦しかったです。
では、具体的に「背抜き」の良い方法は?という事で次回、詳細をお伝えしたいと思います。
このコラムは弊社、医療・福祉事業者向け広報誌に掲載されているものから、福祉用具をご利用している、これから利用される方々にお役立ち出来そうな内容を抜粋したものです。今後もお役立ち出来そうな情報を不定期で掲載していく予定です。
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