キングラン東海の古川です。

とある病院さんのプレイルームのメンテナンス作業をしている時、

後ろから「コツ・コツ」と音がしました。

振り向いてみると、高校生ぐらいの患者さんがけん玉をやっていました。

とてもリズムよく上手にやっていました。

ふと目が合ったので、「とっても上手だね」と声をかけました。

少年は照れ笑いを浮かべ「やってみますか?」とけん玉を渡してくれました。

やってみたら皿に乗せる事も出来ず、少年に笑われました。

見ていた職員の方が「お兄さんに教えてあげたら」と少年に言い、

少年は球を受ける時に膝を曲げるというアドバイスをくれ、

その通りやってみたら一発成功!

少年・職員さんも拍手をくれました。

仕事に戻る旨を伝えると去り際に職員さんが

「お兄さんが遊んでくれてよかったね」

と少年に言い、少年もぺこっと挨拶をくれました。

こんな空間を作る事も、私達ならではのメンテナンスの仕事なのではないかと思っています。

(古川)

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