キングラン東海の古川です。
ある男性患者様のベッド廻りのカーテンを交換していた時の事。
ピンク色のカーテンへの交換をしたのですが、男性患者様が
「ピンクに変わるのか、”おんな”色じゃないか」
と残念がっていました。
付き添いの奥様が
「新しいのを付けてくれたのに、変なことを言わないで」
と会話をしていました。
私も最初はそれを聞いて残念な気持ちになりましたが、ふと考え、
「これは春らしい”さくら”色ですよ」
とお伝えしました。
すると、男性患者様はニコっとされて、
「そういう解釈もあるんだな」
と笑顔になってくれました。
日本には四季があります。
その中でも春は皆がウキウキする季節ですし、
「桜」というのは日本人がとても好きなモノ、でありコトバであると思いました。
そんな気持ちもあり、今回のお声掛けとなりました。
今回のこの男性患者様の反応が、とても勉強になりました。
これからは、春のメンテナンスの時にピンクのカーテンを取り付ける時には
「”さくら”色」という言葉を頭において、サービスしていきたいと思います。
(古川)