キングラン東海の河合です。
総合病院へカーテン交換に伺った時の出来事です。
4床室に入ると、入り口付近のベッドに座っている方がナースコールのスイッチに向かって
「すいませ~ん、トイレ行きたいで~す」とおっしゃっていました。
しかし、そのナースコールは、ナースステーションで受話器を取らないと会話ができない物でした。
この状態では、看護師さんに想いは伝わりません。
そこで私は、「トイレですね?看護師さん呼んできますね!」と声を掛けて看護師さんを呼びに行きました。
看護師さんに事情を説明すると、「すいません、ありがとうございます」と感謝の言葉を頂きました。
また別の日には、ある患者様から「枕取って、下…下…」と声を掛けられました。
最初は今している枕を外してほしいのかなと思い、「枕外しますか?」と聞き直すも、口ごもっていてうまく聞き取る事が出来ませんでした。
分からない状態で対応するのは危険なので、看護師さんに対応をお願いしました。
どうやらこの患者様は、足がむくんでいるらしく、治療上、左足にクッションを敷かなければならない方でした。
しかし、苦痛なのでそれを取ってくれという要望でした。
日々の作業で、患者様から様々な要望を頂きます。
私もできる限り対応したいと思います。
しかし、今回のように治療の妨げになることもあり、私たちが優しさだけで勝手に対応してはいけない場合もあります。
そんな時、看護師さんに対応をお願いすることも、大切なことの一つなのかなと感じました。
(河合)