とある現場の病室での出来事です。
４床室の１つのベッドのカーテンがずっと閉まっていて、
どうやら処置中の患者様の機嫌が悪く看護師さんに当たっているようでした。
虫刺されの手当てを受けているようです。
続いてブヨの話になり、
そこでも患者様と看護師さんが言い合いをしていました。
すると急に処置中のカーテンが開き、
看護師さん「ブヨっているよね。」
と窓のカーテンを交換していた私に質問が…。
私「はい、います。」
カーテンは閉められ、
看護師さん「ほら、いるって言っているでしょ。」
カーテンがまた開き、
看護師さん「ブヨって蚊よりも大きいよね。」
私「はい、大きいです。」
カーテンは再び閉められました。
カーテンの交換が終わったので、挨拶をして退出をしました。
他の部屋のカーテン交換をして、廊下に出ると先程の看護師さんが、
「さっきはありがとうね、患者さんが笑ってたよ。機嫌も直って。」
と、とてもありがたそうにおっしゃってくれました。
あの時、脚立に乗ったまま看護師さんの質問に対応していたのが、
機嫌が直る取っ掛かりだったのかなと思いました。
何かの形で役に立てた事が良かったと思います。
（木村）
◆◇◆
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