キングラン東海の白井です。
病院様の個室で、カーテン交換をした時の事です。
高齢の男性患者さんが入院されており、テーブルの上にはたくさんの折り紙の作品が並んでいました。
特に、折り紙で作られた器に、折り紙の紅葉を入れたものがとても綺麗でした。
カーテン交換のお仕事をしながら
「この折り紙、とても綺麗ですね」とお声をかけると、
嬉しそうなお顔で
「兄ちゃん、ちょっとバカ話に付き合ってくれるか?」とクイズが始まりました。
「じゃ、問題出すよ。ウサギは英語で何?」
「ラビットです」
「じゃ、ゾウは?」
「エレファントです」
「じゃ、カッパは?」
「カッパ…カッパは何て言うんだろう…分からないです。」
「なんだ、カッパ知らんのか、じゃ正解言うよ。『レインコート』」
「あー、そういうことですか、やられました~。」
患者さんはとても楽しそうに笑ってくれました。
そして、「入院していると、こんなバカ話でもしてないとやってられないからね。お兄ちゃんありがと。あと1分ちょうだい」
と言って、私のために折り紙を折ってくれました。
お仕事をしながらではありましたが、
患者さんと会話する事で、こうして喜んで頂けて、プレゼントを頂けたのはとっても嬉しく感じました。
これからも多くの患者さんに喜んでもらえるようなコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。
(白井)