キングラン東海の古川です。
老人保健施設へカーテン交換作業に行った際の出来事です。
私が脚立に登ってカーテンの交換をしていたところ、入居者様が「気をつけなされよ」と声を掛けてくれました。
私は、「はい、気をつけます」と答えました。
すると入居者様は、「わしも昔は、はしごで仕事しとったからの」と教えてくれました。
私は、「どんな仕事をしてたんですか?」と聞くと、
「大工しとったんや」と教えてくれました。
その後も、思い出したかのように仕事の話を懐かしそうに話してくれました。
すると、近くにいた介護士さんが、
「仕事してる人を見るとその人捕まえて、いつも話するんだよ。でも今日はいつもより楽しそうに話してるわ」
と教えてくれました。
入居者様は、私たちがカーテン交換に入った事で、ご自身の昔していた仕事を思い出してくれたようです。
「脚立」という共通のキーワードがあったことで話が盛り上がった事から、私たちがカーテン交換作業に入らなければ起きなかった会話だと思います。
タイミングよくこの部屋にカーテン交換に入れたことを、とても嬉しく思いました。