キングラン東海の包原です。
とある病院様のカーテン交換での出来事です。
この病院様は、病棟ごとにカーテンの色が異なっていました。
最初に入った病棟は、元々ピンクのカーテンがついていましたが、クリーニングするために、代わりのグリーンのカーテンを取り付けました。
すると作業中、ある女性患者様から、「ピンクの方が良いから、私の部屋は換えなくていいよ！」と話しかけられました。
作業に立ち会ってくれていた職員様が、
「代わりのカーテンは1週間だけだから我慢してね。業者さんが洗ってくれるからね！」と説得してくれたので、
私も「すみません、お洗濯してきれいにしてきますので、交換させて頂きますね。来週にはピンクのカーテンが戻るので、また来週よろしくお願いします！」
などと、笑顔を混ぜながら、申し訳なさそうに答え、患者様にも納得して頂いた様子でした。
そして1週間後、別の病棟でその女性患者様を見かけました。どうやら病棟を移動されたようです。
患者様から、「ピンクのカーテンに戻る？」と話しかけられましたが、その病棟はベージュ色のカーテンを取り付ける病棟でした。
私は、先週の病棟とは違い、こちらの病棟は、ベージュ色が正規品だということを丁寧に説明しました。
すると、「この色も好き！」と仰って頂き、笑顔で会話を終えることができました。
私が患者様の顔を覚えていた事で、患者様が病棟を移動された状況でも適切な説明をすることができて良かったです。
（包原）
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