キングラン東海の河合 江です。
病院の食堂にて、カーテンを交換している時の事です。
テレビを見るために車椅子で移動してきている患者様が多くいらっしゃいました。
しばらくすると、助けを求める声が聞こえてきました。
その患者様は、部屋の奥から入口の方に向かっていましたが、通路が狭く車椅子で出ることが出来ないようでした。
そのため、立ち上がって車椅子の向きを自分で変えて出ようとしました。
しかし、車椅子がひっくり返ってしまい、これ以上身動きが取れない状態になってしまいました。
とても危険な状態だったので、作業の手を止めて助けに行きました。
車椅子を起こし、引っかかっている周りの患者様に声をかけ、移動させてもらい、何とか車椅子を出すことができました。
患者様は「すまないねぇ…」と言いながら、手を合わせて感謝の気持ちを伝えて下さりました。
今回、助けを求める声に素早く気付き、思わぬケガや事故を防ぐことができました。
今後も、第二の職員として、患者様の様子を目と耳で伺いながら作業をしていきたいと思います。
(河合江)