半年ぶりのボランティア取材になります。
今回ご縁をいただいたのは、
愛知県豊川市にある御油保育園様。
創立記念祭ということで、ホルンコンサートを企画。
子供たちに本物の音に触れてもらいたいという思いの下、開催されました。
取材させて頂くボランティアの方は、
豊川地域文化広場「桜ケ丘ミュージアム」で、
文化振興を担当されている瀬彩香さん。
地域の文化振興のために、ロビーコンサートなどを企画しながら、
自らも演奏に加わって活動しておられます。
休館日には、このようにボランティアで演奏し、
ホルンの素晴らしさを地域に広めているそうです。
音楽歴としては、中学校のころから吹奏楽を始め、大学ではオーケストラに所属。
その頃からホルンの魅力に目覚め、社会人になってからも活動されていました。
現在、子育てをしながらミュージアムに務め、
ソロ活動でボランティアを行うという行動派のママです。
スタートは午前10:30。
曲のラインナップは、アンコールを含めた8曲。
1.アンパンマン
2.ハッピーバースデー
3.いつも何度でも
4.グーチョキパー(手遊び)
5.かたつむりのうた
6.そうだったらいいのにな
<アンコール>
7.崖の上のポニョ
8.となりのトトロ~さんぽ~
10:30には子供たちが各お部屋からホールに集合。
わいわい賑やかな雰囲気の中、コンサートが始ります。
瀬さんの登場です。
皆元気に「こんにちはー!」と挨拶。
ホルンについて簡単に説明の後、早速1曲目をスタート。
1曲目は「アンパンマン」の歌。
ピアノの伴奏を保育園の山口先生が担当。
ピアノに合わせ、ホルンで主旋律を演奏します。
皆知っている曲と言う事もあって、
子供たちも元気よく歌います。
この日は御油保育園の創立記念日。
ということで、次の曲は誕生日の歌です。
御油保育園はなんと60歳の誕生日。
それにちなんで、子どもたちの中からも、
この6月に6歳を迎えた子のお祝いをすることに。
御油保育園と、6歳を迎えた子供に、
ハッピーバースデーの歌が贈られます。
次は、本格的なホルン演奏。
「千と千尋の神隠し」の挿入歌『いつも何度でも』の演奏。
これまで元気よく歌っていた子供たちも、
ホルンの演奏に耳を傾けます。
ホルンは低音ですが、太く優しい音色。
子供たちを優しく包み込んでくれるような抱よう力を感じました。
次は「グーチョキパー」の歌で、瀬さんと一緒に手遊び。
子供たちも両手を大きく広げて思い思いの形を作ります。
グーとチョキで「かたつむり」が出来たところで1曲。
6月にたくさん見られる『かたつむり』の曲を演奏しました。
最後の曲は『そうだったらいいのにな』。
子供たちも練習してきたそうで、全員で歌にチャレンジ。
6番まであるのに、最後の歌詞までしっかり合唱。
会場が一つになった感じがしました。
子供たちの大きな拍手の中、
演奏会は終了しました。
終了後、更にアンコールも起き、
『崖の上のポニョ』や『となりのトトロ~さんぽ~』を演奏。
最後に、ピアノの山口先生のたっての願いで、
『アルプスの少女ハイジ』のオープニング部分のホルンで締め。
ホルンの音をぜいたくに楽しめる演奏会となりました。
子供にとって、生音に触れるのは素晴らしい機会だと思います。
私自身、聞いている最中に鳥肌が立つ瞬間がありました。
また、ホルン単体の音を意識する機会は少ないですが、
こうして聞いてみると、ホルンの個性を感じます。
前述しましたが、ホルンは太く優しい、母親のような音色でした。
子育て中の瀬さんならではの音なのかもしれません。
瀬さんは今後もご自身のコンサートも含め、
活動されていくそうです。
私も応援していきたいと思っています。
瀬さん、素晴らしい演奏、ありがとうございました!
御油保育園の皆さん、貴重な機会をありがとうございました!
★下記のページでも生地が紹介されています★
豊川地域ポータルサイト「みてみン!」
御油保育園さんの園日記のページ
→http://mitemi-n.jp/en/100004/info/6288
★御油保育園さんのページ★
http://mitemi-n.jp/en/100004
★桜ケ丘ミュージアム公式ページ★
http://www.city.toyokawa.lg.jp/enjoy/sakuragaokamseum.html