ボランティアさんのご好意で4件のライブを見せていただきました。
どのボランティアさんも、非常に喜ばれていて、
引き合いも多いそうです。
しかし一方で、まだ見たことはないのですが、
「自己満足」で終わってしまう方も少なくないそうです。
その違いは何なのか?
4組のボランティア団体さんの共通点として挙がったのが、
【利用者さんが一緒に歌っていた】ということです。
そのためにそれぞれの団体さんが工夫していた内容が、以下の通りです。
■選曲
選曲は、利用者さんが「知っている曲」を中心に選んでおられます。
童謡や懐メロ、最近のものでも、大河ドラマの曲など、
利用者さん視点で曲を選んでおられるという共通点がありました。
■歌詞カード
歌詞カードを用意されている団体さんもいました。
知っている曲でも、歌詞カードがあると、合唱になりやすいそうです。
■リードする
楽器のみの東京の「二胡・三線の会」さんの二胡演奏では、
待機メンバーがリードで歌う事で、利用者さんが歌い易い環境を作っていました。
手法はいろいろありますが、ポイントは、「皆で歌う」ということ。
そのために選曲をし、歌詞カードを用意し、率先して歌っています。
そのことで、会場全体が一体となり、大合唱が起きます。
その瞬間は見ている私も感動するものがありました。
利用者さん視点で曲を考える事に一つのポイントがあるようです。
これからも、「喜ばれる娯楽ボラ」を研究していきたいと思います。