NPO法人「イロドリ」の設立総会が開催された。
場所は恵比寿区民会館の会議室。
2時からのスタートだったが、愛知から早めの電車で、
1時には現地到着。早速会議卓や椅子などをセッティング。
代表の”あや”によると、今日は12名ほどの参加だそうだ。
設立総会なので、各議案の承認を各会員に得ていく作業。
ちょっとした緊張感の中、準備を進めていた。
しかし、本番は思っていたより全然緊張は無かった。
開始の2時に合わせ、メンバーが続々と集まる。
2時を過ぎたところで、”あや”の声かけの元、イロドリの設立総会が始まった。
”あや”が作成した議事進行表を元に、会議が進められる。
進行表には、承認を得るための議案が「○号議案」と並べられている。
しかし、そんな堅い書類とは裏腹に、総会は至ってアットホームに進められた。
基本、メンバーの皆が”あや”を信頼していて、異議は一切無し。
あっという間に議案の内容は片付いてしまった。
ある意味拍子抜けしたが、そこに”あや”の凄さを感じた。
NPO法人の運営というのは、「ステークホルダーマネジメント」が大切だという。
その活動に関わる方々に上下関係は基本的に無い。
だから、理念・考え方をいかに共有するかにかかっている。
そのためには頻繁なコミュニケーションが必要となり、代表に負担がかかる。
本人は意識をしているわけではないが、それがほぼ完全に出来ている。
簡単に言うと、ただの「飲み好き」(笑)でもあるのだが、
そういった頻繁なコミュニケーションの中で信頼を築き切ってしまったのだ。
だから、総会はほんの数分で完了してしまった。
そこからは、皆のコミュニケーションを深めるためのお遊び。
無地の紙に、ランダムなお代を書いて、皆で寄せ書きをする。
例えば、「好きな音楽は?」「○○についてどう思う?」などと書いて、
それを一人一人が書いて回す。
内容は面白おかしく書いては、各自がそれを読んで笑う。
冗談を交えてだが、そのプロセスを通してもの凄い近づけた気がした。
そんなことをしていたらあっという間に時間が過ぎてしまった。
予定通り、4月設立に向けて今後書類のやり取りをすること。
皆で一回遊びでセッションに入って、音楽的交流をしてみること。
とりあえずもう年末なので、新年会をしよう(笑)など。
そんなことを決めて、会は終了した。
次は書類の申請と新年会だ。(笑)
”あや”の何気ない人間関係作りの上手さが、
個人的に非常に勉強になった総会だった。